個人で稼ぐ力を身につけるために。必要な考え方や取り組むためのポイント

2021年2月24日
個人で稼ぐ力を身につける

デジタル化が進み、多様な働き方が推奨される中で「時間に縛られずに働いていきたい」「自分のやりたい仕事に取り組んでいきたい」という思いを抱く方が多いのではないでしょうか。

理想とする働き方を手に入れるためには稼ぐ力が必要です。企業も個人も、稼ぐ力がなければ活動を継続することは困難です。特に個人で活動していくためには、自分自身の稼ぐ力を高めていかなければなりません。

終身雇用が崩壊したと言われる現在、勤める企業に頼るのではなく独立や起業、複業に取り組むなど、自らキャリアを構築していくためには稼ぐ力が必要になっています。

稼ぐ力とは、どのような力か?

様々な仕事にチャレンジできる環境が増えています。自身の能力次第では稼ぐ機会もたくさんあります。

フリーランスや複業といった働き方により、自由度の高い仕事で稼ぐ力を高めたいという人も増えており、動画サイトやフリマアプリ、ECサイトなど、個人で手軽に収入を得ることの出来るサービスも生まれています。

ただ、稼ぐ力を養うためには、そもそも「稼ぐ力とは何か」を理解しておく必要があるでしょう。

稼ぐ力とは「付加価値を生み出す力」のこと

内閣府によると、稼ぐ力とは有形か無形かを問わずに「付加価値を生み出す力」と定義しています。経済的な資産を築き上げるためには自らの力を使って新しい価値を生み出すことが必要とされます。

労働は企業にとって価値を生み出す源泉であり、対価として個人に給与が与えられています。フリーランスの場合は、クライアントに対して自らが生み出した価値を成果物として納品することにより対価を得たり、労働力を提供してクライアントにとっての価値を生み出すことで報酬を得ます。

個人の稼ぐ力を育むためには、いかにして知識や経験、技術などを使い、高い価値を創出するかを考えることが重要になります。

ニューノーマル時代の稼ぐ力

人生100年時代をむかえ、長く健康で豊かに生きるためには多くのお金が必要になります。老後を含めた自身や家族がより豊かな生活を営むためには、稼ぐ力が必要だという認識が世間に広がっています。

さらに、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い緊急事態宣言が出されたことで、仕事先を失ったり、雇い止めにあった人も大勢います。この状況下では、何か別の形で価値を生み出して稼がなければ生活を維持することができなくなる。このような事態に陥ったとき、頼りになるのは自分しかいないと気付いた人が多いのではないでしょうか。

老後2000万円問題に代表されるように老後資金の不安も高まり、老後の生活は年金があれば大丈夫とは言えなくなりました。老後までにまとまった資金を蓄えておく必要性を感じ、預貯金では資産がほとんど増えない低金利政策が進められていることから、投資による資産形成を重視する傾向も生まれています。

働き方改革によって残業が減り自由な時間が増えたため、自身の望むワークスタイルを選びやすい状況になったということの影響もあるでしょう。

人生は長く、少しでも資産を蓄えておくことの重要性が高まっています。豊かな人生を送るためにも、稼ぐ力は必要な能力となってきました。

稼ぐ力を高めるための持つべき考え方

これからの時代、稼ぐ力を高めるためには何に取り組めば良いのでしょうか。まずは以下の3つの考え方を押さえておきましょう。

付加価値を生み出すスキルを身につける

付加価値を生み出すために必要なスキルを身につけることが重要です。

どのようなスキルが求められているかは時代により異なります。ニーズがあるスキルを身につければ高い付加価値を生み出せる人材になれます。

経済産業省は「ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力」として「人生100年時代の社会人基礎力」を定義しています。「社会人基礎力」とは「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」であり、自らキャリアを斬り開くために必要な力としています。

▼参考
社会人基礎力(METI/経済産業省)

自分に合った働き方を選ぶ

働き方改革によって自由なワークスタイルを選べるようになってきています。

正社員として本業のみに専念するのが最良の選択とは言えなくなっています。既存の概念にとらわれずに自分に合った働き方を考え、選ぶことが大切です。

複業に取り組む、フリーランスとして働く道を選ぶなど、自分の取り柄や興味、経験を生かして、付加価値を生み出すにはどういう働き方が良いかをよく考えることが重要です。

ワークライフバランスを考える

稼ぐという意識が強くなると仕事一辺倒という考え方になってしまうかもしれません。

しかし、ワークライフバランスを整えてプライベートも充実させることは人生を豊かにするためには欠かないことです。自らの力で稼いだ資金も生活を豊かにするために使えなければ意味がないでしょう。

長く続けていくためにも、ワークライフバランスを崩さない無理のない働き方を選択しましょう。

稼ぐ力を高めるために押さえておくべきこと

稼ぐ力を高めるために、具体的に何を取り組む必要があるでしょうか。むやみやたらに稼ごうとするよりも、まずやるべきことを考え、目的意識を持って取り組むことが大切です。

第一に先ほども述べたワークライフバランスを考えること。自分に合った働き方を選ぶことが大切です。プライベートとのバランスを考えてどのような働き方が適しているのかを検討しましょう。

次に、今の時代やこれからの時代で求められているスキルが何かを調べ、希望する働き方を実現するために必要なスキルを選択することです。

すでに得ているスキル、足りないスキルを把握したうえで、高い付加価値を生み出すために必要な計画・取り組みを決めて活動に移しましょう。

世の中の動きや社会の流れに気を配る

近年ではAI分野が隆盛していることからAIエンジニアとして能力と実績を身につけることができれば、高い付加価値を生み出せる可能性は高いでしょう。

IT人材不足は、2030年に約79万人に拡大すると予測されており、今後ますます深刻化していきます。AI等の技術を使いこなし、新しいビジネスの担い手として高度なIT人材の育成は急務となっています。

ニューノーマルな生活様式へと変わることで、DX(デジタルトランスフォーメーション)の対応が必要になり、WEBマーケティングやSNSマーケティングなどのデジタルマーケティングの重要性もさらに高まっています。

マーケティングスキルを身につけば、マーケターとして働く、マーケティング業務のアウトソーシングを受ける、デジタルマーケティングのスキル活かして新たな事業を立ち上げることも可能でしょう。

理想を求めるあまり、自身のやりたい事ばかりに目を向けず、社会の流れや動きも追いかけておきましょう。

まとめ

必要とされるスキルを身につけることで、多様な選択肢が生まれてきます。

しかし、ここまで見てきたように闇雲にスキルアップに励むのではなく、稼ぐ力とは「付加価値を生み出す力」であることを忘れずに、社会の動きをおさえ、誰に対して、どのような付加価値を提供できるのかを考えて取り組むようにしましょう。

もちろん全ての人がうまくいくとは限りません。自身の問題意識や興味・関心、経験を生かせる道を選び、自己研鑽に励むことが大切です。

この記事を書いた人

オモシゴ☆編集部

オモシゴ☆編集部

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リモートワークや在宅ワーク、正社員以外の働き方など、ニューノーマルな時代にどのような仕事や働き方が必要となるのか。用語解説や働き方に関するトレンド、企業や政府の動向のほか、すでに多様な働き方を実践されている方の紹介など、さまざまな視点から働き方に関する情報をお届けします。

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