【転職の手順】転職活動を上手に進めるために基本的なステップをおさえよう!

2021年3月15日
初めての転職は情報収集と自己分析から!

求人情報専門の検索エンジンが普及するなど、転職に関する情報はあらゆるところで入手できるようになりました。

しかし、いざ転職を考えたときに何から手を付けたらよいのか分からないことがあります。

web上には転職に関するサイトも多く開設されていて、求人情報や転職にあたっての注意点、準備に必要なこと、豆知識などといった有益な情報が発信されています。

まずはそうしたサイトをチェックして情報収集することが有効です。今回はいくつかの代表的な転職サービスを事例に転職活動の手順を解説したいと思います。

転職サービスの種類

一般的な就職活動のスタイルとしては、まず求人情報をリサーチして自分が気に入った求人にエントリーする。その後、履歴書を送付や面接を受け内定をもらうというのが主な流れとなりますが、大きくは3つのタイプに分かれます。

転職サイトの3タイプ
  • 直接応募型
  • スカウト型
  • エージェント型

転職サービス:直接応募型

求人情報を自ら探して応募するスタイルです。

webサイトなどで掲載されている求人情報から自分の裁量で応募することができます。チャレンジの意味も含めて気楽に応募できることはメリットと言えます。

膨大な量の求人情報の中から応募先を自分で探すため、スキルや資格に応じた最適な情報を見逃す可能性があります。応募書類や面接対応は自分一人で行う必要があります。この点はデメリットと言えるでしょう。

転職サービス:スカウト型

これまでの職歴や実績をサイトに登録しておき、企業からスカウトを待つスタイルです。

希望する職種や志望理由、自己PRなどといった求職者の情報を確認し、関心を待った企業の採用担当者や提携するエージェントがスカウトの連絡をします。

自身が評価されるポイントがわかるというメリットがありますが、特殊なスキルや資格、経験が必要な仕事の場合は、希望条件にあったスカウトを受けられない可能性があります。

転職サービス:エージェント型

転職エージェントのキャリアアドバイザーと面談を行い、経歴や希望条件に見合った求人の紹介を受けるスタイルです。

直接キャリアアドバイザーと相談できるため、企業の特徴や求める人材像、応募書類の作成や面接対策の相談ができます。自身の適正年収や転職市場での評価などを知ることできます。

エージェント企業や担当のキャリアアドバイザーの経験や知識により、転職活動の質が左右される他、場合によっては転職を進められないケースもあります。

サービスによってサポート対象が異なる

大きく3つのタイプを紹介しました。さらに各転職サービス毎にサポート対象が異なり、年代や職種、業界に特化したサービスに別れます。

ぞれぞれのサービス毎に得意分野があるため、情報収集する際はそれぞれのサービスタイプと特徴を確認した上で、複数のサービスから幅広く情報を集めるのが良いでしょう。

転職活動の手順

転職サービスの種類によって特徴があるので、自分がどの程度の経験やスキルがあるかを見極めたうえで、いずれかの方法を選択することが使い方のポイントです。

具体的な転職活動の手順を見ていきましょう。

転職活動の主なステップ
  • 事前準備
  • 書類作成・応募
  • 面接
  • 内定・退職・転職

事前準備

波多楽くん
波多楽くん

まずは転職活動の準備に取りかかりましょう。

自己分析をしよう

はじめに、「なぜ・何のために転職をするのか」転職に対する明確な理由や目的をはっきりさせましょう。

そのうえで、自分のこれまでやってきた経験を踏まえて自分のスキルや長所・短所を洗い出します。

転職の場合は新卒採用とは異なり、経験やスキルを求められることが多いため、自分のスキルを明確にすることが企業を選定する際にも役立ちます。

しかし、いざキャリアを振り返ろうとしても、ひとりで取り組むのはたいへんな作業です。その際は、ライフチャートを活用してみましょう。

ライフチャートとは

ライフチャートとは、これまでの人生を振り返り、その時々の充実度をチャート状に整理する方法です。生まれてからの人生の振り返りでなくても、期間は自由に設定して構いません。その期間で起きた出来事や充実度を記載することで、自己理解を深めることができます。

ライフチャートとは
ライフチャート
ライフチャートとは

ライフチャートの作り方は、横軸に時間(年齢)、縦軸に満足度(充実度)示す、T型の軸を作成します。これまでの出来事を振り返り、思い出に残るエピソードの時期+充実度の場所に点を書いていきましょう。

エピソードの点を書き終えたら点をつなぎチャートを作成します。最後に転機となるような代表的なエピソードを書き込むようにしましょう。

ライフチャートには、自分の人生の充実度を振り返ることで、自己理解を深めることができるというメリットがあります。ビジネスシーンをはじめ、就職活動や転職活動など、自分のキャリアを考える場面で活用されています。

キャリアの棚卸しは自身の能力開発のためにも役立ちます。定期的に振り返りを行う習慣を持つことがおすすめです。

可能であれば、複数人と対話を通じて、それぞれのライフチャートを共有することで、より深い気づきが得られるでしょうか。

スケジュールを組もう

具体的な退職日を決めたうえで「いつ」「何をするか」、転職活動の進め方を明確にしていきましょう。

転職活動にかかる期間は平均3~4ヶ月といわれています。

転職活動の長期化は体力や精神的な負荷が多く、転職に対するモチベーションの低下にもつながる可能性があるためしっかりとスケジュールを立てて、できるだけ短期間で転職活動が終わるように心がけるのが良いでしょう。

ボーナス(賞与)がある場合は、会社の規定を確認してボーナスがもらえるタイミングで退職するかどうかも検討しましょう。

情報収集をしよう

現在はさまざまなメディアでたくさんの求人情報を確認することができます。

求人情報を集める際は、自己分析で明確にした「転職の目的」と「自分のスキル」を基準に情報収集すると良いでしょう。

媒体によって掲載している企業が異なるため、複数の媒体を使用して活動をすることがおすすめです。

実際にリクナビNEXTが転職活動している人の転職エージェント利用社数を調査したところ、全体の平均利用社数が2.1社に対して、転職を成功させている人は4.2社の転職エージェントを利用していることがわかっています。

この記事の最後に、おすすめの転職サービスを紹介しています。まずはできるだけ多く登録して、自分にあったサービスや担当者を中心に活用していくといいでしょう。

書類作成・応募

波多楽くん
波多楽くん

転職サービスに登録したら、応募書類の作成が必要です。採用担当者が知りたい情報をどうまとめるか、ポイントをおさえて書いていきましょう。

書類を作成しよう

興味がある企業を見つけたら、書類を作成しましょう。転職活動に使用される書類は主に「履歴書」と「職務経歴書」の2つです。

「履歴書」はその人の人となりを表すツールのひとつです。中でも「志願理由」や「自己PR」は他の人との差をつけやすい点なので、自分の言葉で企業に対する思いを書くようにしましょう。

「職務経歴書」はこれまでの業務経験とスキルを確認するための書類です。

2つの書類を書く上で気をつけることは、「企業側目線で書く」ということです。中途採用は即戦力を求められているため、自分のスキルをアピールするだけでなく「自分を採用することでどのようなメリットが企業側にあるのか」という視点で書くことが大切です。

マイナビ転職『【完全版】職務経歴書の書き方マニュアル』に詳しく解説されていますので、職務経歴書の書き方がよくわからない場合はチェックしてください。

応募をしよう

書類が作成できたら、実際に求人に応募をしましょう。

世の中にはたくさんの求人があるため、応募は何社もできますが応募から面接・採用には時間も労力もかかります。

応募する前には一度「本当にこの企業でいいのか」を確認しましょう。

自分の転職をする目的が達成されるのかだけでなく、企業の経営状態や今後の展望についても把握しておいた方が転職後のイメージもつきやすいでしょう。

また、仕事内容だけでなく勤務先の場所や福利厚生などについても把握しておくと同居家族がいる方には家族のためにもいいかもしれません。

仮に内定をもらった場合に転職する気がない企業については、お互いに時間の無駄になるため、応募はしない方が無難です。

反面、中途採用の求人は短期間で終了しまうケースも多いため、興味のある企業については積極的に応募するようにしましょう。

転職エージェントを利用しているなら、担当者に自分の意向をしっかり伝えるようにしましょう。

面接

波多楽くん
波多楽くん

書類選考を通過すると、いよいよ面接です。

第一印象をよくしよう

第一印象がいい場合は、その後の応答についても聞いてみたいという意識が生まれるため、短い時間の面接において第一印象は重要なポイント。どうしたら第一印象をよくできるのでしょうか。

一番は「清潔感のある身だしなみ」です。

社会人のマナーとして身だしなみは基本中の基本です。髪は顔が隠れないようにまとめ、アクセサリーは極力控えましょう。

転職先の業界にもよりますが、奇抜なファッションよりも世代問わず受け入れやすい服装がいいでしょう。

一般的にはスーツの着用が無難です。これまでの業務がスーツを使用しない場合、新卒採用時と同様のリクルートスーツを着用する方もいるかもしれません。

リクルートスーツは新人っぽく頼りない印象を与えてしまう可能性があるため、スーツはできれば新調しましょう。

新しくスーツを購入する場合はグレー系やネイビー系のスーツが自然な着こなしを演出できておすすめです。

もし手持ちのスーツで間に合わせたい場合、女性の場合はインナーを色味のあるシャツに変えたりカットソーに変えたりすることでこなれ感が出ます。

目を合わせよう

これも社会人にとって当たり前のマナーですが、緊張してしまうと、ついできなくなってしいます。

面接中は面接官と目を合わせて話すことを心がけましょう。しかし、目を合わせるといっても睨みつけるように凝視すると怖い印象を与えかねないので、あくまでも柔らかい表情で目を合わせるように気をつけましょう。

人と目を合わせることが苦手な人は、眉間のあたりを見ると相手からは目が合っていると感じます。

初対面でいきなり目を合わせて会話すると緊張してしまうこともあるので、面接時だけでなく普段の生活から心がけるようにしましょう。

事前に練習しよう

面接で聞かれそうな質問についてはインターネットや書籍などさまざまなところで掲載されています。

事前に質問に対する答えを考えてから面接に臨みましょう。

返答する上で大切なことは「答えが質問の意図にあっているか」「企業側の目線でメリットがあるか」です。

定型文ではなく、自分の言葉で話すことも相手に伝える上で大切です。

また「トラブルに対する対応力」を確認するために、面接官によってはプレッシャーを与えてくる場合もあります。その際はできるだけ焦らず、落ち着いて冷静に回答するようにしましょう。

内定・退職・転職

波多楽くん
波多楽くん

無事に内定をもらえたら、いよいよ転職の手続きを進めていきます。

内定が出たら

内定が出たら入社を決める前に、労働条件や福利厚生などについて再度確認しましょう。

企業によっては内定後にオファー面談を実施する場合もあります。

内定を出した企業は正当な理由なく内定を取り消すことができません。

したがって、面接時には聞きにくかった質問についても不安が払拭するまで確認しましょう。

内定が出てから1週間以内には入社もしくは辞退の意向を伝えましょう。

退職・転職の手続き

いくら現状に不満があったとしても、突然退職することは社会人としてマナー違反です。

同業界の転職など、転職先によっては転職が妨害される可能性もあるので、できる限り円満に退職するように心がけましょう。

具体的な退職手順として、内定が出たらまず上司に退職の旨を伝えます。周りへの負担も考慮して、退職日から2ヶ月ほど前には退職の報告をしましょう。

退職日が決定したら引継ぎや社内外への挨拶、退職後の準備に進みます。円満に退職ができるよう、引継ぎに関しても関係部署や上司にも相談しながら進めましょう。

補足:副業でチャレンジできる仕事

多様な働き方の推進にともない、ボランティアや副業として、会社を辞めずに別の仕事にチャレンジできるサービスも生まれています。

これらサービスを利用することで、転職という選択肢の前に、自身が持つスキルや知見が役立つのか知ることができるでしょう。

また、普段の仕事とはまた別の環境で働くことで、常識と思っていたことが通用しない、コミュニケーションの取り方に工夫が必要になるなど、たくさんの気づきや学びを得ることができます。

最後にいくつか副業にチャレンジできるサービスを掲載しておきます。気になるサービスがあれば、エントリーしてみてはいかがでしょうか。

※会社員の方は、勤め先の会社が副業を認めているか事前に確認しておきましょう。

副業にチャレンジできるサービス例

副業を通じた新しい働き方のサポートをコンセプトに、ヤフーが提供する副業プラットフォーム。2021年5月スタートを予定しており、現在先行エントリーを受け付け中。※先行エントリー期間中に受付を終了することがあるとのこと。

ハイクラス人材に特化した副業・複業プラットフォーム。大手企業の人材にアプローチできることが強み。個人登録に制限はありませんが、経営や人事、マーケティングなどのコーポレート関連の職種が多く、ある程度のスキルと専門性が求められます。

プロジェクト単位で地域や共感できる事業にコミットできる兼業プラットフォーム。都会で暮らしながら地域と関わり、会社員として活躍しながら、別のNPOやベンチャー企業などに関わるなど、働き方の新たな選択肢を提案しています。

業務改善やイノベーションを目的とした地方企業と、本業にムリの出ない範囲の副業を始めたい都市部の正社員との、転職でもなく移住でもない企業との新しい関わり方、「副業正社員」という新しいカタチ。を提案しています。

地方企業に特化した副業人材サービス。個人と企業担当者との「心の壁」を取り除き、関係性を作っていくためのお互いの人柄や価値観を共有する「心理的安全性プログラム」を実施するなど、安心して仕事を始めるためのサポートがあります。

まとめ

インターネットの発展やSNSの普及と人材不足が重なり、求人企業や転職情報は驚くほど増えています。情報量の増加に合わせて、求人企業と転職者をつなぐ多種多様なマッチングサービスも誕生しています。

転職が当たり前となり、転職することは難しいことではなくなりました。しかし、転職を成功させるためには、情報収集と事前の準備が不可欠です。

自身の向き不向きや、価値観、取り組みたいことなど、働く理由や目的も影響することでしょう。転職を考える際には、周囲の情報だけに目を奪われず、自身との対話も忘れずにおきましょう。


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