転職サイトの種類|特徴や使い方を知り上手に転職活動に取り組もう

2021年5月12日
転職サイトの使い方

仕事に対してやりがいや給与の向上を求めている方であれば、転職を検討することも少なくないでしょう。

転職に関するさまざまなサービスがありますが、「転職サイト」を活用することで希望の仕事に就職しやすくなります。

ここでは、転職サイトの概要を紹介するとともに、上手に転職サイトを使うポイントをお伝えしたいと思います。

転職サイト3つのタイプ

転職サイトは、その名の通り転職希望者向けに用意されたWebサイトのことです。ただ、転職サイトとは一口に言っても、その形態・サービス内容にはいくつかの種類が存在します。

波多楽くん

転職サイトにはいくつかの種類があります。まずは、各サービスの違いを理解しましょう。

そこで、まずは転職サイトにはどのような種類があるのか、説明していきます。

転職サイトの3タイプ
  • 直接応募型
  • スカウト型
  • エージェント型

直接応募型

転職サイトの種類として、代表的なのが直接応募型サイトではないでしょうか。

紙媒体として主流な求人誌の電子版といった形式で、登録している企業の求人情報が掲載されています。

メリット▼数多くの求人情報を効率よく検索できる。
▼求人誌の場合は巻頭辺りに掲載されている一覧からページ数を確認する必要があるが、直接応募型サイトであればキーワードや条件をもとに検索するだけで、希望の求人情報を探すことができる。
▼サイトを通じて気軽に応募できる。
デメリット▼転職サイトによって掲載されている求人が違うため、企業や業種・業界など、条件にこだわりがある場合、探すのに手間がかかる。
▼書類作成や企業調査、対策など、全て自分一人でやらないとならない。

効率よく求人を探すのであれば、求人を多数掲載する転職サイトを利用するのが良いでしょう。

スカウト型

スカウトは、転職希望者が職歴や資格、ポートフォリオなどを登録し、企業側がそれらを参照しつつ人材をスカウトするという転職サイトのサービス形式です。

メリット▼直接スカウトしてもらえるため、採用プロセスの一部免除されることもあり、求人に応募するよりも企業側の関心が高い。
▼求人情報を探す必要がないため、転職する際の手間を省けるのも魅力でしょう。
デメリット▼職歴や資格などの登録情報でしかアピールすることができないため、コミュニケーション力や人柄など、面接で勝負したい方にとっては不向き。
▼実績がないとそもそもスカウトすらされないというリスクがある。

現代では即戦力を求める企業も多いため、ニーズが高まっているサービス形式と言えます。

エージェント型

転職希望者の中には、「ひとりで転職活動ができるか不安」という方もいるでしょう。

そういった方におすすめなのが、「転職エージェント」というサービスです。

メリット▼転職をサポートしてくれる担当者がつき、転職先の希望を伝えると、求人探しから応募まで無料でサポートしてくれる。
▼事前に企業の詳しい情報を提供してくれ、応募から面接日程の調整など、担当者が企業と調整してくれるため、転職の手間を省くことができる。
デメリット▼エージェント側の担当によって、当たり外れがあり、納得いくサポートを受けられない場合がある。
▼希望する業界や業種の紹介がない、応募できない。
▼条件にあった求人がないと、エージェントへの登録を断られることがある。

転職市場に詳しい担当者に、業界の動向や求める人材、応募企業の状況などを相談することができます。また転職に関わる企業側との手続きを代行してもらえるため、転職の手間を省くことができ、転職活動がスムーズに進むのが大きなメリットと言えます。

サービスによってサポート対象が異なる

大きく3つのタイプを紹介しました。さらに各転職サービス毎にサポート対象が異なり、年代や職種、業界に特化したサービスに別れます。

ぞれぞれのサービス毎に得意分野があるため、情報収集する際はそれぞれのサービスタイプと特徴を確認した上で、複数のサービスから幅広く情報を集めるのが良いでしょう。

転職サイトの使い方と特徴

波多楽くん

転職サービスによって、転職の準備や応募方法が少し異なります。

転職サイトにはそれぞれに適した使い方があります。ここからは、前述した3つの種類に合わせた使い方・活かす方法について解説していきます。

直接応募型の使い方

直接応募型サイトはシンプルに求人情報が掲載されているため、特に希望の職種・業界が決まっていないのであれば、トップページの一覧を順に見ていくといった使い方がおすすめです。

トップページには幅広いジャンルの求人が掲載されているため、検討もしていなかった職業に出会える可能性もあります。

希望する業界や業種がある場合は、希望する条件で検索することもできます。

例えば「アパレル業界で、給料は○○円以上、勤務時間は○○時間がいい」といった希望があれば、検索の設定から業界・職種、給料の金額、勤務時間を指定して検索することで、候補を絞り込めます。

設定できる項目はサイトによって異なりますが、上手く検索機能を使いこなせば、求人を探す負担が軽減されるでしょう。

ただし、自分一人の判断で条件を絞り込みすぎると、魅力的な募集を見逃すこともありますので、初めはあまり条件を狭めず、幅広く求人を見ることがおすすめです。

スカウトサービスの使い方

スカウトサービスを十分に活かすには、できるだけ”登録情報を充実させる”ことがおすすめです。

企業側は、スカウトしたい人材を探すため、当然その人の詳しい情報について知りたいでしょう。

どれだけ魅力的な資格を保有していたとしても、職務経歴や保有するスキルが詳しく書かれていない人材をスカウトしたいと考える企業はほとんどありません。

資格はもちろん、職務経歴/保有スキルについてもピックアップできる要素はすべて登録していくと、人材としての情報も豊富になり、スカウトされる可能性も高くなります。

ただし、脈略なく書けることをかけるだけ登録すればいいということではありません。求人を探すのと同様、企業側もスカウトする人材についてある程度候補は絞りたいものです。

例えばコンピュータ関連の資格をもとに探す場合、コンピュータ関連の資格を登録していたとしても、その他に漢字や土木など全く分野の違う資格まで登録していれば、情報の可視性が下がってしまいます。

スカウト率を上げるためには、「こういった企業からスカウトしてほしい」と、ある程度ターゲットとなる企業を想定して関連した情報を登録していくのがポイントです。

転職エージェントの使い方

転職エージェントの場合、”本業が忙しく転職活動に時間が取れない”という場合に頼りたいサービスだと言えます。

転職の際に必要な作業を全て代行してくれるのは転職エージェントのメリット。そのメリットをしっかり活用すれば本業に本業に負担をかけずに転職活動をすることも容易になります。

仕事を続けながら転職活動を行なう場合に活用するのがおすすめです。

また、しっかりサービスを活かすためにも、カウンセリングの段階で希望する職種などについて詳しく伝えておくようにしましょう。

ここでしっかり希望を伝えられなければ、エージェントの担当者も求人を探すのが難しくなり、希望の転職先を見つけづらくなってしまいます。

転職活動の手順

サービスの種類によって特徴が異なるため、自分がどの程度の経験やスキルがあるかを見極めたうえで、いずれかのサービスを選択することがポイントです。

まずは具体的な転職活動の手順を見ていきましょう。

転職活動の主なステップ
  • 事前準備
  • 書類作成・応募
  • 面接
  • 内定・退職・転職

事前準備

波多楽くん

まずは転職活動の準備に取りかかりましょう。

自己分析をしよう

はじめに、「なぜ・何のために転職をするのか」転職に対する明確な理由や目的をはっきりさせましょう。

そのうえで、自分のこれまでやってきた経験を踏まえて自分のスキルや長所・短所を洗い出します。

転職の場合は新卒採用とは異なり、経験やスキルを求められることが多いため、自分のスキルを明確にすることが企業を選定する際にも役立ちます。

しかし、いざキャリアを振り返ろうとしても、ひとりで取り組むのはたいへんな作業です。その際は、ライフチャートを活用してみましょう。

ライフチャートとは

ライフチャートとは、これまでの人生を振り返り、その時々の充実度をチャート状に整理する方法です。生まれてからの人生の振り返りでなくても、期間は自由に設定して構いません。その期間で起きた出来事や充実度を記載することで、自己理解を深めることができます。

ライフチャートとは
ライフチャートとは

ライフチャートの作り方は、横軸に時間(年齢)、縦軸に満足度(充実度)示す、T型の軸を作成します。これまでの出来事を振り返り、思い出に残るエピソードの時期+充実度の場所に点を書いていきましょう。

エピソードの点を書き終えたら点をつなぎチャートを作成します。最後に転機となるような代表的なエピソードを書き込むようにしましょう。

ライフチャートには、自分の人生の充実度を振り返ることで、自己理解を深めることができるというメリットがあります。ビジネスシーンをはじめ、就職活動や転職活動など、自分のキャリアを考える場面で活用されています。

キャリアの棚卸しは自身の能力開発のためにも役立ちます。定期的に振り返りを行う習慣を持つことがおすすめです。

可能であれば、複数人と対話を通じて、それぞれのライフチャートを共有することで、より深い気づきが得られるでしょうか。

スケジュールを組もう

具体的な退職日を決めたうえで「いつ」「何をするか」、転職活動の進め方を明確にしていきましょう。

転職活動にかかる期間は平均3~4ヶ月といわれています。

転職活動の長期化は体力や精神的な負荷が多く、転職に対するモチベーションの低下にもつながる可能性があるためしっかりとスケジュールを立てて、できるだけ短期間で転職活動が終わるように心がけるのが良いでしょう。

ボーナス(賞与)がある場合は、会社の規定を確認してボーナスがもらえるタイミングで退職するかどうかも検討しましょう。

情報収集をしよう

現在はさまざまなメディアでたくさんの求人情報を確認することができます。

求人情報を集める際は、自己分析で明確にした「転職の目的」と「自分のスキル」を基準に情報収集すると良いでしょう。

媒体によって掲載している企業が異なるため、複数の媒体を使用して活動をすることがおすすめです。

実際にリクナビNEXTが転職活動している人の転職エージェント利用社数を調査したところ、全体の平均利用社数が2.1社に対して、転職を成功させている人は4.2社の転職エージェントを利用していることがわかっています。

この記事の最後に、おすすめの転職サービスを紹介しています。まずはできるだけ多く登録して、自分にあったサービスや担当者を中心に活用していくといいでしょう。

書類作成・応募

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転職サービスに登録したら、応募書類の作成が必要です。採用担当者が知りたい情報をどうまとめるか、ポイントをおさえて書いていきましょう。

書類を作成しよう

興味がある企業を見つけたら、書類を作成しましょう。転職活動に使用される書類は主に「履歴書」と「職務経歴書」の2つです。

「履歴書」はその人の人となりを表すツールのひとつです。中でも「志願理由」や「自己PR」は他の人との差をつけやすい点なので、自分の言葉で企業に対する思いを書くようにしましょう。

「職務経歴書」はこれまでの業務経験とスキルを確認するための書類です。

2つの書類を書く上で気をつけることは、「企業側目線で書く」ということです。中途採用は即戦力を求められているため、自分のスキルをアピールするだけでなく「自分を採用することでどのようなメリットが企業側にあるのか」という視点で書くことが大切です。

マイナビ転職『【完全版】職務経歴書の書き方マニュアル』に詳しく解説されていますので、職務経歴書の書き方がよくわからない場合はチェックしてください。

応募をしよう

書類が作成できたら、実際に求人に応募をしましょう。

世の中にはたくさんの求人があるため、応募は何社もできますが応募から面接・採用には時間も労力もかかります。

応募する前には一度「本当にこの企業でいいのか」を確認しましょう。

自分の転職をする目的が達成されるのかだけでなく、企業の経営状態や今後の展望についても把握しておいた方が転職後のイメージもつきやすいでしょう。

また、仕事内容だけでなく勤務先の場所や福利厚生などについても把握しておくと同居家族がいる方には家族のためにもいいかもしれません。

仮に内定をもらった場合に転職する気がない企業については、お互いに時間の無駄になるため、応募はしない方が無難です。

反面、中途採用の求人は短期間で終了しまうケースも多いため、興味のある企業については積極的に応募するようにしましょう。

転職エージェントを利用しているなら、担当者に自分の意向をしっかり伝えるようにしましょう。

面接

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書類選考を通過すると、いよいよ面接です。

第一印象をよくしよう

第一印象がいい場合は、その後の応答についても聞いてみたいという意識が生まれるため、短い時間の面接において第一印象は重要なポイント。どうしたら第一印象をよくできるのでしょうか。

一番は「清潔感のある身だしなみ」です。

社会人のマナーとして身だしなみは基本中の基本です。髪は顔が隠れないようにまとめ、アクセサリーは極力控えましょう。

転職先の業界にもよりますが、奇抜なファッションよりも世代問わず受け入れやすい服装がいいでしょう。

一般的にはスーツの着用が無難です。これまでの業務がスーツを使用しない場合、新卒採用時と同様のリクルートスーツを着用する方もいるかもしれません。

リクルートスーツは新人っぽく頼りない印象を与えてしまう可能性があるため、スーツはできれば新調しましょう。

新しくスーツを購入する場合はグレー系やネイビー系のスーツが自然な着こなしを演出できておすすめです。

もし手持ちのスーツで間に合わせたい場合、女性の場合はインナーを色味のあるシャツに変えたりカットソーに変えたりすることでこなれ感が出ます。

目を合わせよう

これも社会人にとって当たり前のマナーですが、緊張してしまうと、ついできなくなってしいます。

面接中は面接官と目を合わせて話すことを心がけましょう。しかし、目を合わせるといっても睨みつけるように凝視すると怖い印象を与えかねないので、あくまでも柔らかい表情で目を合わせるように気をつけましょう。

人と目を合わせることが苦手な人は、眉間のあたりを見ると相手からは目が合っていると感じます。

初対面でいきなり目を合わせて会話すると緊張してしまうこともあるので、面接時だけでなく普段の生活から心がけるようにしましょう。

事前に練習しよう

面接で聞かれそうな質問についてはインターネットや書籍などさまざまなところで掲載されています。

事前に質問に対する答えを考えてから面接に臨みましょう。

返答する上で大切なことは「答えが質問の意図にあっているか」「企業側の目線でメリットがあるか」です。

定型文ではなく、自分の言葉で話すことも相手に伝える上で大切です。

また「トラブルに対する対応力」を確認するために、面接官によってはプレッシャーを与えてくる場合もあります。その際はできるだけ焦らず、落ち着いて冷静に回答するようにしましょう。

内定・退職・転職

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無事に内定をもらえたら、いよいよ転職の手続きを進めていきます。

内定が出たら

内定が出たら入社を決める前に、労働条件や福利厚生などについて再度確認しましょう。

企業によっては内定後にオファー面談を実施する場合もあります。

内定を出した企業は正当な理由なく内定を取り消すことができません。

したがって、面接時には聞きにくかった質問についても不安が払拭するまで確認しましょう。

内定が出てから1週間以内には入社もしくは辞退の意向を伝えましょう。

退職・転職の手続き

いくら現状に不満があったとしても、突然退職することは社会人としてマナー違反です。

同業界の転職など、転職先によっては転職が妨害される可能性もあるので、できる限り円満に退職するように心がけましょう。

具体的な退職手順として、内定が出たらまず上司に退職の旨を伝えます。周りへの負担も考慮して、退職日から2ヶ月ほど前には退職の報告をしましょう。

退職日が決定したら引継ぎや社内外への挨拶、退職後の準備に進みます。円満に退職ができるよう、引継ぎに関しても関係部署や上司にも相談しながら進めましょう。

サービスを上手に活用しよう

転職サイトにはいくつか種類があります。それぞれに適した使い方をすることで、十分にサービスの恩恵を受けることができるでしょう。

一方、転職したいという思いだけでただ闇雲に転職サイトを利用しても、希望の転職に繋げるのは困難です。

転職サイトの利用を検討している方は、自身の転職理由を整理したうえで、状況にあったサービスを活用しましょう。


波多楽くん

最後に、主な転職サービスをご紹介します。
サービスごとに得意分野があります。まずは複数のサービスに登録して、幅広く情報を集めると良いでしょう。

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