ニューノーマル時代の働き方はどう変わる?これから訪れるビジネスや働き方の変化について考える

2021年2月6日
働き方コラム
ニューノーマル時代の働き方とは

ニューノーマルという言葉を聞いてどのようなことをイメージするでしょうか。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて社会には大きな変化が生じ、これからの生活や仕事をどうやっていけばよいのか悩んでいる人が増えています。

これからの社会の変化を考える上でニューノーマルは重要な糸口になるでしょう。この記事ではニューノーマル時代についてわかりやすく解説します。

ニューノーマルとは何か

ニューノーマルとは「新しい」を意味するnewと「標準」を意味する「normal」から生まれた言葉です。世界的には2000年前後から使用されてきた言葉ですが、特にウィズコロナ、アフターコロナの時代を考える際によく登場するようになりました。

ニューノーマルは今まで当然としてきた標準的な考え方から抜け出し、新たな標準が生まれることを意味します。

緊急事態宣言やロックダウンなどの大きな社会変動が起こり、人々は生活様式から変えることを余儀なくされています。ビジネスでも今まで通りのやり方では業務が成り立たず、感染に対するリスク意識を十分に持ちつつ、効率的な業務の仕方を取り入れることが必須になりました。

このような変革を経て、当然という認識が広まった時点で以前は革新的と言われていたようなことも標準的なものと認識されるようになります。

それが社会的に広まって新しい社会様式が浸透するとニューノーマル時代が到来したと表現します。

ニューノーマル時代にビジネスはどう変化する?

生活様式という点では感染リスクを下げるために人との接触を避け、三密を防ぐ取り組みをすることがニューノーマルになりました。

ビジネスでも同じ考え方に基づいた変化が起こっていますが、全く同じというわけではありません。ビジネスの現場では通信システムを利用したリモート業務が新しい標準として取り入れられるようになりました。

以前はオフィスに社員が集まって仕事をするのが標準的でしたが、新型コロナウイルスの影響で人との接触を減らすために出勤率を下げ、在宅ワークを取り入れる企業が増えました。

もともと日本では働き方改革の推進を始めていたこともあり、リモートワークの導入事例もたくさんありました。利用可能な情報システムも流通していたため、大企業を中心に速やかにリモートで働ける環境が整えられました。

ウェブ会議やコミュニケーションツール、クラウドシステムを使って会話やチャットなどによる情報共有のあり方が進んでいます。

さらに、社外との交渉についてもリモートが中心になりつつあるようです。ウェブ会議システムを使って商談をすることも珍しくなくなり、出張で相手先を訪問することが少なくなっています。

人材採用の面接でもウェブ面接が取り入れられるなど、ビジネス全般でリモートシステムを通じて社外の人と対峙するようになっています。

ニューノーマルな視点で働き方を考える

ニューノーマル時代が到来したことにより働き方に対する考え方にも変化があらわれています。

以前はオフィスへの通勤に時間と労力がかかっていましたが、在宅ワークの導入により、多くの日を自宅で働けるケースが増えています。

時間的な余力が生まれたことによって、副業や複業に取り組む人も多くなっています。

空いた時間を使ってプログラミングを学んで副業プログラマーを始める人や、営業の仕事で培ってきたノウハウを生かしてコピーライターとして副業をする人など、働き方は様々です。

リモートワークを行えるため、自宅で複数の仕事を両立させやすくなったことで、積極的に新しいことに取り組んで働く人が増えています。

以前はリモートワークの体制は一時的なものだと考えられていた時期もありましたが、大都市から地方へ本社を移すなど、リモートワークによりオフィスのスペースを縮小させることでコストが下がり、さらに業務効率も上がるという判断をする企業も増えています。

そのため、コロナ禍が去ったとしてもこの流れは変わらず、リモートワークがビジネス環境のニューノーマルとなると考えられています。

リモートワークによって個人は働き方の自由度が高まり、これまで移動に使割れていた時間を自分なりに好きな使い方ができるようになっています。

反面、できた時間を使って働こうという傾向が強いのは、老後資金の悩みや不安を抱える世代が多いことのあらわれかもしれません。

コロナ禍の影響を受けて業績が低下した企業や、ニーズが低下した業界も少なくありません。いつまでも安定して同じ企業で働いていられるとは限らないという認識もますます広まったのではないでしょうか。

これらの悩みや不安にたいする打開策として、複業をおこなうことでまた別のキャリアを作り上げ、将来のリスクに備えるという考えも広まっています。

このように将来を考えて働き方を決める自由が生まれてきたことがニューノーマル時代の特徴のひとつだと言えます。

ニューノーマルへの対応が求められる

ニューノーマル時代ではオンラインを活用することが当たり前になりました。

リモートワークが一般的になり、通勤による時間や労力を浪費することも少なくなっています。働き方の自由度は高くなり、副業や複業によって自分なりの働き方が選択できる時代へと歩んでいるようです。

コロナ禍により世の中に大きな変化がもたらされ、先の読みづらい不透明な時期となりました。こういう時こそ世の中の変化をフォローし、自分の将来をよく考え、働き方や仕事への向き合い方について検討することが大切でしょう。