リモートワークとはどう違う?ワーケーションという働き方とその特徴

リモートワークとはどう違う?ワーケーションという働き方とその特徴
2022年1月31日

新しい時代の働き方として、「ワーケーション」が注目されています。

リモートワークの浸透により、ワーケーションはますます一般的になっていくでしょう。

この記事では、ワーケーションの意味やメリットについて解説していきます。

自分の時間の一部で仕事をする!ワーケーションとは何か

ワーケーションとは「ワーク(work)」と「バケーション(vacation)」を組み合わせた造語です。

この段落では、ワーケーションの意味を説明していきます。

休みながら働くワークスタイル

簡単にいえば、「休みながら働く」というスタイルがワーケーションです。ワーケーションが採用されている会社において、従業員は休暇先や自宅から仕事を行います。

つまり、従業員は自分の時間を優先して、趣味や家事、旅行をたっぷり楽しみながら、合間を見計らって働くのです。

一部では、ワーケーションとリモートワークを同じ意味で使っている人もいます。ただし、ワーケーションは必ずしもリモートワークで行うわけではありません。

インターネット環境のない場所でも仕事はできますし、企業によってはリゾート地にオフィスを置いていることもあります。

その場合、従業員はリゾート地で休暇を満喫しながら、決まった時間だけオフィスに出社します。

アメリカから世界に広まった

もともとワーケーションという概念はアメリカで提唱し始められました。

その後、ヨーロッパに広まっていき、日本でも注目度が高まりつつあります。

インターネットやビデオ電話など、リモートワークのツールが発達したのもワーケーションが社会で受け入れられやすくなった要因でしょう。

ワーケーションには細かい定義がなく、企業や地域、従業員の事情に合わせてさまざまなルールが整備されてきました。

日本では「日本型ワーケーション」と呼ばれる働き方が生まれており、過剰労働を解消する方法として期待されています。

プライベートを大切にできる?ワーケーションのメリット3つ

世界中でワーケーションが支持されるようになったのは、従業員に確かなメリットがあったからです。

以下、主なメリットを3つ紹介していきます。

①長期休暇をとりやすくなる

これまでは多忙な仕事に就いている人ほど、長期休暇をとれないという問題がありました。

休暇中にプロジェクトが滞ってしまうのを恐れ、カレンダー通りに休むことすらままならない社会人も多かったのです。

しかし、ワーケーションなら休暇先からでも仕事を続けられます。

プライベートの家族サービスやリフレッシュタイムを確保しながら企業に貢献できるので、効率的なワークスタイルだといえるでしょう。

②集中力の向上

仕事の生産性を高めるためにワーケーションを選ぶパターンも少なくありません。

たとえば、周囲に人が多くて騒がしいオフィスでは、集中してタスクに取り組めない人もいるでしょう。

また、企業側に決められた就業時間と、自身のペースがかみ合わないこともありえます。

こうした問題点は、ワーケーションによって職場環境を変えれば解決されるのです。

自由な場所と時間で働くことにより、個人の集中力が引き出されます。

③事情があっても離職せずに済む

「休暇が取れない」「育児や家事をしている時間がない」などの問題は非常に深刻です。

さらに、親族の家族や健康状態などで、希望はしなくても退職に追い込まれてしまう人もいます。

ワーケーションが認められている企業なら、家族や健康を優先しながら働けるでしょう。

「仕事を辞める」という選択肢が消えるので、気に入った職場に長く在籍し続けられるのです。

ワーケーションで働く際に注意するべきポイント3つ

実際にワーケーションを始めてみると、オフィスとは違った問題に悩まされることもあるでしょう。

以下、注意するべきポイントを3つ挙げていきます。

①セキュリティの徹底

働く場所を自由に選べるワーケーションでは、情報セキュリティが杜撰になってしまいがちです。

特に、旅行先や飲食店で仕事をする際には慎重になりましょう。

これらの場所は情報漏洩に関するセキュリティが十分に施されているわけではありません。

些細なミス、抜け落ちで個人情報がネット上に流出することもありえます。

また、周囲の人間にパソコン画面を覗かれたり、USBやメモリーカードを紛失したりする可能性も考えましょう。

できれば、データを取り扱う際は周辺環境を遮断できる、個室を選ぶのが賢明です。

②プライベートとの切り替え

ワーケーションでは服装や環境に制限はありません。

私服で仕事をしていても、作業中に音楽をかけていても許されます。

ただし、こうした状況で仕事をしているとプライベートから仕事への切り替えが難しくなっていきます。

急ぎの案件なのにやる気が起きず先延ばしにしてしまうような事態も起こりえるでしょう。

オンとオフのスイッチがすぐに入るよう、ワーケーション中も規則正しいスケジュールで働くことが大切です。

③オフィスとの温度差

旅行先や自宅から働いている人とオフィスの従業員とでは、どうしても温度差が生まれてしまいます。

ワーケーション中は常にリラックスしながら働けるので、オフィスの緊張感になじめないのは当然です。

ただ、電話やビデオ会議などでコミュニケーションをとるときは、こうした温度差を前提にして相手と接しましょう。

バカンス気分のまま会話をしていると、相手に不快感を与える恐れが出てきます。

理想のワーケーションとは?働き方の例を紹介

ワーケーションに興味があっても、方法が分からない社会人は多いでしょう。

ここからは、ワーケーションの例を紹介します。

定番はリゾート地での仕事

気分をリフレッシュして働くなら、リゾート地でのワーケーションは定番です。

温泉地や海、山などの自然に囲まれながら働きましょう。

通勤電車やオフィス街など、都会的な風景がない場所ほど気分転換にはぴったりです。

ストレスがたまったら温泉や海水浴ですぐ発散できるのも魅力です。

合宿形式のワーケーションも効果あり

必ずしもワーケーションは1人で行うものではありません。

合宿形式により、チームでワーケーションを選ぶ社会人もいます。その場合、チームはホテルや民宿、ロッジなどに宿泊し、一緒に働きます。

ただし、四六時中仕事のことばかり考えているわけではなく、観光やアクティビティも満喫するのです。

共に過ごす時間が増えると、仕事がはかどるだけでなくチームの絆も強くなります。

組織力の改善と言う意味でも、合宿形式のワーケーションには効果があります。

リフレッシュして生産性向上!ワーケーションで快適に働こう

「長く休みたい」と思っていても、責任重大な仕事をしている人には決断しにくかったのではないでしょうか。

ワーケーションならば旅行先で、ストレスを発散させながら働けます。むしろ、環境が変わって集中力が高まることもありえるでしょう。

オフィスでの長時間労働が続いている人にこそ、ワーケーションという選択肢はおすすめです。