昨夜は久しぶりにオンラインイベントの開催となりました。キャリアノヒントでご紹介した八尾剛史さんに参加いただきました。対面での座談会からスタートしたオモシゴの活動ですが、新型コロナにより最近はほぼ全ての活動がオンラインになっています。
オモシゴジャーナルをスタートしたのは2021年2月。リアルな活動に制限がかかる中、オモシゴ編集部として、働き方に関する「気になる情報」や「世の中の動向」などを調査・整理して発信することをコンセプトに活動しています。
積極的に情報に触れ考えていくうちに、あらためてオモシゴの活動内容やオモロイワークスの存在理由が整理されてきました。そこで、ここでは新たにオモシゴとして取り組んでいきたい、3つのテーマについてお伝えします。
コンテンツ
夢中になれる力を育む
名著まとめでご紹介した「エッセンシャル思考」。2014年に出版された本ですが、昨年この本を知り目を通したときに、オモロイワークスのコンセプトと非常に近いと感じました。さらに続編の「エフォートレス思考」では大事なことを見極めて正しい行動をとること、やるべきことをなるべくシンプルにすること、そして仕組み化することが述べられています。
オモロイワークスでは、これら二つの書籍を参考資料として「夢中になれる力を育むこと」に取り組んでいきます。

デジタル力を高める
夢中になれる力を育むことにもつながりますが、仕組み化や自動化を進めるためには、IT・デジタルの活用が不可欠です。企業では働き方のDXに取り組み始めるところも増えていますが、個人一人ひとりにおいても、自由な時間を作り出すためにはデジタルの知識や活用できる力を高める必要があると思います。
コロナ禍によりさまざまな面でデジタル化が注目されていますが、日本企業のデジタル化はまだまだこれからです。デジタル活用を企業にばかり求めていては、個人個人の働き方が良くなるのは当分先でしょう。
働く個人の視点から、まずは身近なところでデジタルを活用した自動化・効率化の方法や仕組みに関する情報を集めていきたいと思います。

理念・パーパスを明らかにする
自分自身は何をしたいのか、何を大切にしているのか?なかなか簡単には答えられない質問です。けれど自分の軸がはっきりしていて、進みたい方向が明確だからこそ、集中できるポイントがわかるもの。歩くときでさえ、どちらに行こうか迷ってしまうと一歩が出てきません。
理念・パーパスと、すこし難しい表現ではありますが、文字通り、一歩踏み出すためには今いる地点と目指す先、そして自分自身の体調や心のワクワクを感じることが、何よりも大切だと思います。


まとめ
『努力が価値になる』『遊びも仕事になる』『毎日が楽しくなる』
これらはオモロイワークスのコンセプトです。一人ひとりが能力を100%発揮できる世界を作っていきたいという、活動当初の想いから設定しました。
当時はまだまだ理想でしかなかったこれらのコンセプトが、テクノロジーの進歩により、今では当然のことのような社会になってきたように思います。働き方に関しても、ウェルビーイングやエンゲージメントなど、従業員の労働環境に注目する動きも進んでいます。
しかしながら副業や起業、フリーランスといった多様な働き方が進む中で、やはりどのような働き方やキャリアを選択するかは自己責任。制度や社会保障の面でも未整備なのが現状です。
働き方がこれから大きく変わろうとする今、一人ひとりが、仕事を楽しむ、オモロイ仕事(オモシゴ)に出会うために働き方リテラシーを高めていきましょう。