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【REPORT】技術者・エンジニアの転職サービス調査

【REPORT】技術者・エンジニアの転職サービス調査
2023年4月17日

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日本の技術系職種、特にIT業界は、グローバルな競争力を保つためにも高度な人材が必要とされる業界であり、その需要は年々増加しています。

その一方で、人材不足が深刻な問題となっており、企業側は積極的な人材採用に取り組んでいます。技術系職種の人材は、転職市場においても大きな需要があります。

そこで、オモシゴジャーナルでは、全国の25-39歳の技術系職種(ソフトウェア・ネットワーク、電気・電子・機械)の会社員、フリーランスの方を対象に、転職に関する意識や動機、転職サービスの利用状況や希望について調査を行いました。

具体的には、「転職経験の有無」「登録したことのある転職サービス」「登録したい転職サービス」についての回答を集め、技術系職種の人材が転職に対してどのようなニーズを持っているのか、また技術系職種の転職市場における需要やサービスのこれからについて考えてみたいと思います。

調査結果の概要

調査の傾向を見ていきましょう。

転職経験者と転職未経験者の転職サービス利用状況

転職サービスの利用状況については転職経験者と転職未経験者で大きな違いが現れました。

転職サービスに登録した経験はあるか?
転職サービスに登録したいか?

仮説としては、転職経験者は過去の成功体験やサポートを受けた経験から、転職サービスへの登録経験および登録希望が高いと考えられます。一方、転職未経験者は転職活動をしたことがない層も含まれますが、転職サービスへの不安や抵抗感があるため、登録経験および登録希望が低くなっていると考えられます。

また、転職経験者は転職サービスの選択や利用方法に慣れていることから、未経験者に比べて転職サービスへの登録経験および登録希望が高いと考えられます。

これらは、より良い転職サービスを利用するにあたり、転職経験の有無に応じてサービスを検討する必要を示していると言えます。

転職サービス登録ランキング

登録したことのある転職サービスでは、大手の総合転職サービスが高い利用率を示しました。しかし、技術者・エンジニア向けの専門転職サービスも一定の利用率があります。技術者・エンジニアが自分のスキルやキャリアに合った転職サービスを求めていることを示唆していると言えるでしょう。

登録したことのある転職サービス

転職の際に登録したい転職サービスでは、転職経験者は過去の経験から信頼できる転職サービスを選ぶ傾向がありました。一方、転職未経験者は大手の転職サービスを好む傾向がありました。また、転職経験者は自分のスキルやキャリアに合った転職サービスを選び、未経験者は一般的な転職サービスを選ぶことが多く見られます。

登録したい転職サービス

技術者・エンジニアの転職市場においては、転職経験の有無によって転職サービスの選択基準が異なり、転職サービスに対する期待やニーズにも違いが見られます。

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調査結果から読み取れる現状と課題

現状では、認知度が低い転職サービスが存在し、利用者が限られていることが想定されます。特に技術者・エンジニア向けの専門転職サービスは、利用者のニーズに応えるポテンシャルがあるものの、一般的な転職サービスに比べて知名度が低いため、広く利用されていないのかもしれません。

また、転職サービスに対する抵抗感や不安が一定数存在し、登録をためらっている利用者がいることが伺われます。特に転職未経験者は、転職サービスへの理解が浅いため、サービス選択において知名度や評判が重要な要素となっているのではないでしょうか。

転職経験の有無によっても利用する転職サービスに違いあり、転職経験者は過去の経験から信頼できるサービスを選ぶ傾向があるようです。一方で、転職未経験者は大手の転職サービスを好む傾向があり、一般的な転職サービスを選ぶことが多いです。

多数ある転職サービスとしては、認知度向上のためのマーケティング活動や利用者の抵抗感や不安の解消に取り組むことが求められるのではないでしょうか。

転職経験者と未経験者がどのようなサービスを求めているか、それぞれに適したサービスを提供することが重要でしょう。今後も、技術者・エンジニアの転職市場において、より多くの人々が適切な転職サービスを利用できる環境を整えていくことが求められます。

まとめ

限定的な調査結果ではありますが、今回の調査から、転職経験の有無によって、転職サービスの選択基準やニーズが異なることが分かりました。転職経験者は自分のスキルやキャリアに合ったサービスを選び、転職未経験者は知名度や評判に基づく選択が多い傾向があるようです。

今後も、各転職サービスの認知度向上、利用者の抵抗感や不安の解消、転職経験者と未経験者それぞれに適したサービスの提供が求められているのではないでしょうか。

技術者・エンジニアの転職において、適切な転職サービスを利用できる環境が整えられ、自分に適した職を見つけられるようなサービスへと成長することで、より良い働き方が実現できることを期待します。

■調査概要

  • 調査の方法:インターネット調査
  • 調査対象者の条件:全国の25-39歳の技術系職種(ソフトウェア・ネットワーク、電気・電子・機械)の会社員、フリーランスの方
  • 回答数:361名
  • 調査期間:2023年3月23日〜24日