人を幸せにする仕事とは?まずは「幸せ」について考えてみよう

2021年4月7日
人を幸せにする仕事

転職を考えているものの、やりたいことや自分にあった仕事が何かわからずに悩むこともあるでしょう。

ただ、仕事を選ぶ基準として「人を幸せにする仕事」「人の幸せに貢献できる仕事」を条件とする人も多いのではないでしょうか。

さらに、多様な働き方が求めえられる現在では、顧客の幸せだけでなく取引会社や地域社会の幸せ、従業員自身も幸せに働ける環境づくりが求められています。

この記事では幸せの要素と合わせて、働くうえでの「幸せ」とはどのような状態なのか考えてみたいと思います。

人を幸せにする仕事

人を幸せにする仕事と一口に言っても、思い浮かべる仕事は人それぞれでしょう。そこで、まずは人を幸せにする仕事とは何か、具体例と合わせて考えてみたいと思います。

人を幸せにする仕事とはどんな仕事か?

人を幸せにする仕事として挙げられるのが、「人を笑顔にする仕事」です。

ここでいう”笑顔”というのは愛想笑いではなく、心から笑ったり、楽しくなったりすることを言います。

人は幸せを感じると、心に余裕が生まれ自然と笑顔が増えていくものです。人を笑顔にする仕事は、それだけ人を幸せにできる仕事でもあると言えるでしょう。

また、「幸せをつくる仕事」も同じく人を幸せにする仕事です。人生において大切な瞬間に立ち会ったり、それらを企画したりするのも、幸せをつくる大切な仕事であると言えます。

美容師

人を幸せにする仕事として身近なのが、美容師という職業です。美容院には髪を切るだけではなく「キレイになりたい」や「自分を変えてみたい」など、さまざまな目的を持つ方が来店します。

自分で髪を切ってもうまくいかないため、そういった希望をプロの美容師に託すのです。そういった方々の希望を叶える美容師は、まさに「人を幸せにしている」と言えるでしょう。

ウェディングプランナー

ウェディングプランナーとは、結婚式の企画をお手伝いするのが仕事です。基本的に新郎新婦や親族の希望に合わせて企画を作っていきますが、予算に合わせたアドバイスや希望に当てはまる式場・演出の提案はウェディングプランナーが行います。

つまり、結婚式が成功するかどうかは、ウェディングプランナー次第で決まります。結婚式は新郎新婦にとって幸せなイベントの一つですから、そのイベントのお手伝いをするウェディングプランナーは「人を幸せにする仕事」だと言えるのです。

お笑い芸人

人を笑顔にする仕事という意味では、お笑い芸人も「人を幸せにする仕事」であると言えます。お笑い芸人のコントや芸を見て笑い、悩み・疲労感が解消することもあるでしょう。

ただし、笑えるほどに面白い芸を考えられることが前提となるので、他の仕事に比べると人を幸せにするのが大変だと言えます。

カウンセラー

社会人の中には、ウェルビーイングを高められず、うつ病になったり何かしらの理由で精神を病んでしまったりする方も少なくありません。

そういった方の気持ちを是正し、幸せな生活を送れるように手助けするのがカウンセラーという職業です。他に紹介した仕事がプラスアルファの幸せを与える仕事であるのに対し、カウンセラーは「ゼロから人を幸せに導く仕事」となっています。

「幸せ」とは何か

人によって幸せの定義は異なりますが、幸せを定義する代表的な言葉として挙げられるのが”ハピネス”と”ウェルビーイング”の2つです。

ハピネスとウェルビーイングの違い

ハピネスとウェルビーイングは、どちらも「幸せ」を意味する言葉として多用されています。しかし、実はハピネスとウェルビーイングでは少し意味・ニュアンスが異なるのです。

まずハピネスというのは文字通り幸せのことを意味しますが、もう少し具体的に言うと、幸せという「感情」を指す言葉です。

例えば給料をもらって嬉しくなったり、大変な仕事が終わって解放感を得られたりといった、一時的に発生するポジティブな感情のことを「ハピネス」と言います。

一方でウェルビーイングは、ハピネスが一時的な幸せの感情を指すのに対して「継続的な幸せ」を指す言葉です。

例えば、仕事で成果を出そうと日々頑張ったり、就業時間が短い企業で働いたりしている方は、日々の中でやりがいを感じ、心身ともに健康的な状態で生活することができるでしょう。

つまり、ハピネスは感情を指す言葉ですが、ウェルビーイングは生活の質、もしくは社会的に良好な状態を表す言葉なのです。

人を幸せにするならポジティブ心理学を学ぶのがおすすめ

「幸せ」という概念について専門的に研究している学問の一つに「ポジティブ心理学」というものがあります。

ポジティブ心理学とは、私たち一人ひとりの人生や、私たちの属する組織や社会のあり方が、本来あるべき正しい方向に向かう状態に注目し、そのような状態を構成する諸要素について科学的に検証・実証を試みる心理学の一領域である、と定義されます。

ポジティブ心理学とは|JPPA|日本ポジティブ心理学協会

国内には多くの専門講座があるため、学びやすい学問でもあります。そんなポジティブ心理学では、ウェルビーイングを構築する要素としてポジティブ心理学の父と呼ばれるセリングマンがまとめた概念「PERMA」について学習することができます。

PERMAとは?

PERMAというのは、ウェルビーイングを構成する5つの要素(Positive emotion・Engagement・Relationship・Meaning and purpose・Achievement)の頭文字をとった言葉です。

ウェルビーイングを構築する5つの要素
  • Positive emotion
    ネガティブな感情もしくはネガティブな状況をポジティブに変えられる能力のことを指します。つまり、組織内で何か問題があった場合にポジティブに対応していくということです。
  • Engagement
    仕事に対するポジティブさ、集中できている様子を表しています。
  • Relationship
    関係性という意味を持つ英語で、文字通り組織内の関係性向上に関する要素です。
  • Meaning and purpose
    仕事の意義・目的を明確にすることです。
  • Achievement
    目標やノルマを成し遂げる向上心を表しています。

組織において「ウェルビーイングを高めたい!」と考えている場合、これらのPERMAをもとに組織づくりを考え、組織の状態を確認してみると良いでしょう。

ポジティブ心理学では、PERMAについて詳しく知ることができるのはもちろん、PERMAを実現するための方法・考え方についても学ぶことができます。

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仕事を通じて人を幸せにすることができる

美容師やウェディングプランナーなど、人を幸せにできる仕事はさまざまです。

人を幸せにしたい場合、それらの職業に転職しても良いですが、「どうすれば人を幸せにできるか」を理解するためにも、まずはポジティブ心理学などを勉強してみるのも良いでしょう。

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