リファラルという転職方法|多くの企業で注目されているリファラル採用のメリット・デメリット

2021年7月14日
リファラルという転職方法

ニューノーマルな時代と言われる現代の日本では、これまでは全く違った方法で人材採用をする企業も増えています。

特に多くの企業から注目されているのが、リファラル採用です。

これから転職を考えている人にも、ぜひ知っておいていただきたい採用方法として、ここではリファラル採用に関する基本的な内容をご紹介します。

波多楽くん
波多楽くん

「リファラル」は英語で「referral」と書き、紹介や推薦、委託という意味があります。

リファラル採用とは

リファラル採用とは、企業の社員に紹介してもらった人材を、社員として採用する方法です。

リファラル採用と似たような採用方法として比較されることがあるのが縁故採用ですが、縁故採用とリファラル採用は全く異なるものです。縁故採用の場合、企業内の有力者が自分の知り合いを社員として推薦するようなイメージが強いですが、こうした方法で紹介される人材の場合、会社の戦力としては最適ではないこともよくありました。

企業の関係者に人材を紹介してもらうという点では、リファラル採用も縁故採用と共通していますが、リファラル採用はあくまでも会社の社風や業務内容に合っているかどうかが、判断の大きな基準になります。そのために、社員が紹介してくれた人材であっても、企業に合わないと判断された場合には採用されないケースもあり、縁故採用よりもずっとシビアな採用方法です。

リファラル採用を成功させるためには、社員に優秀な人材を紹介してもらうことが不可欠です。優秀な人材を知っている社員であっても、リファラル採用のために推薦してくれるとは限らないため、企業の方でもさまざまな方法で、社員の協力をうながしています。

リファラル採用を実施している多くの企業で導入されているのがインセンティブ制度で、これは企業に合いそうな人材を紹介してくれた社員に報奨金を支払う制度です。

報奨金の額を高額に設定すれば、より多くの社員が人材を紹介してくれる可能性が高まりますが、その分費用がかかるのがデメリットです。

リファラル採用のメリット・デメリット

リファラル採用は多くの企業で導入が検討されていますが、さまざまな企業が関心を持っているのは、独自のメリットを多く持っているからです。

メリット①:求めている人材を探しやすい

リファラル採用の大きなメリットとしてあげられるのは、企業が望んでいる人材を探しやすいことです。情報誌やウエブサイトで求人をしても、求めているような人材がすぐに見つかるとは限らず、応募してきた人が採用条件に合っていないことはよくあることです。

企業の社風に合っているかどうかも、採用を決める重要なポイントになりますが、社風に合った人材を探すうえでもリファラル採用は効果的な方法と言われています。企業で働いている社員は会社の社風を十分に理解しているため、その人が紹介してくれるような人材ならば、企業の社風になじんでくれる可能性も高いからです。

メリット②:転職活動をしていない候補者に出会える

リファラル採用には、転職を考えていない他社の優秀な人材を探すことができるメリットもあります。転職を考えている社員の場合、現在の会社に不満を持っている可能性も高いので、新しい会社に転職をしても不満を持たないとは限りません。

その一方で、仕事のできる人間は他の会社でも大切にされていることが多いので、転職を全く考えていない場合も多いです。企業が求めているのは、まさにこのような人材であったりするのですが、普通の方法ではこうした人間に転職させるのは至難の業です。

ですが、リファラル採用を利用すれば会社で働く知り合いの社員を通じて、他社の有能な人材をスカウトできるため、非常に合理的な人材採用の方法として注目されています。

メリット③:採用コストの削減

雇用にかかる費用をおさえることができるのも、多くの企業でリファラル採用が導入されている理由です。

情報誌やウエブサイトに求人情報を掲載する場合には、それなりの費用がかかりますが、多額の費用を出して求人情報を掲載しても、求めている人材が見つかるとは限りません。なかなか理想の人材が現れない場合には、何回も繰り返して求人情報を掲載しなければいけなくなることもよくあるケースです。

それに対してリファラル採用ならば、社員に人材を紹介してもらえば良いので、求人情報をのせるための高額な費用は必要ありません。インセンティブを支払う場合でも、求人情報を掲載するよりは安上がりな場合が多いことも、多くの企業に導入されている理由です。

リファラル採用のデメリット

その一方でリファラル採用にはいくつかのデメリットもあります。

特に大きなデメリットとしてあげられるのが、社員が紹介してくれる人材が、企業の求めているような人材とは限らないことです。せっかく社員が紹介してくれても、企業の社風や業務内容に合わない人間だとわかった場合、採用を見合わさなければいけなくなります。

紹介をしてくれた社員の立場もなくなってしまい、友人との信頼関係が崩れてしまう場合もあるので、実施をする前には、リファラル採用の趣旨を社員にしっかり理解してもらう必要があります。

リファラル採用を活用して転職を成功させるには

転職をこれから考えている人は、通常の就職活動だけでなくリファラル採用も活用した方が、自分の理想に合った仕事を見つけやすくなります。

リファラル採用を効果的に活用するためには、日ごろからさまざまな会社の社員と知り合いになっておく努力も必要です。興味のある会社が見つかった場合には、とりあえずその会社でリファラル採用を実施しているかどうか、確認しておいた方が良いでしょう。

リファラル採用をしている企業ならば、その会社で働いている社員の中に知り合いがいないかどうか、調べてみる必要もあります。運良く知り合いが見つかれば、その社員を通して紹介してもらうこともできますが、必ずしも採用されるとは限らないため、十分な準備も必要です。

リファラル採用であっても、通常の採用と同じように履歴者や面接を重視して採用が決められるので、企業の採用担当者に気に入ってもらえるように、あらかじめしっかりと対策を立てておいた方が良いでしょう。

一番良いのは、会社を紹介してもらった友人に、会社の情報を詳しく教えてもらうことです。会社で働いている社員ならば、会社の社風や業務内容も詳しく知っているので、どのような人材を求めているのかを詳し教えてもらえます。

教えてもらった情報をもとに面接で聞かれそうな質問をあらかじめ予想して、理想的な答えをあらかじめ準備しておくのも効果的な方法です。

ですが、準備してきたことをそのまま面接で話すだけだと、相手に不自然な印象を与えてしまうこともあるので、準備してきたことがわからないように、あくまで自然な会話を心がけた方が良いでしょう。

まとめ

波多楽くん
波多楽くん

他社の人との交流やゆるい繋がりから転職に繋がることが増えています。

リファラル採用はさまざまな企業で導入されていますが、企業のニーズに合った人材を見つけやすいことが、多くの企業の関心を集めている理由です。

これから転職を考えている人にとっても、非常にメリットが多い方法と言えます。リファラル採用を効果的に利用して、自分の好きな会社にアプローチしてみてください。

\このページをシェアする/

カテゴリー

オモシゴ☆編集部

オモシゴ☆編集部

4510.OMOROI:WORKS

リモートワークや在宅ワーク、正社員以外の働き方など、ニューノーマルな時代にどのような仕事や働き方が必要となるのか。用語解説や働き方に関するトレンド、企業や政府の動向のほか、すでに多様な働き方を実践されている方の紹介など、さまざまな視点から働き方に関する情報をお届けします。