働きがいのある会社ランキングとは?働きがいの基準を知り転職活動に活かそう【特徴や評価方法を解説】

働きがいのある会社ランキングとは?

就職・転職活動で会社を探す際、給料・待遇だけではなく”やりがい”を求める方も多いのではないでしょうか。

そういった方におすすめなのが、「働きがいのある会社ランキング」というものです。

今回は、働きがいのある会社ランキングとは一体なんなのか、概要から運営会社、評価ポイントまで詳しく解説していきます。

「働きがいのある会社ランキング」とは?

会社に関するランキングはインターネット上にも多数存在しており、個人から大手企業のブログでも取り扱われるテーマです。

そのため、ランキングと聞くと「ちゃんとした審査をしているの?」、「一部企業のイメージアップのためにやってるのでは?」と考える方もいるでしょう。

波多楽くん
波多楽くん

毎年「働きがいのある会社ランキング」が発表されているようですが、どのような基準で選ばれているのか気になります。

概要

働きがいのある会社ランキングは、毎年行われているランキングイベントの一つで、世界各地で開催されています。

今回紹介するのは、日本におけるランキングです。2021年版では総勢462社の国内企業が参加しており、160社が1位から順にランキングされました。

従業員数に合わせて部門が分けられており、外資系や大手企業が名を連ねる大規模部門のほか、従業員30名程度の会社も参加できる小規模部門も存在します。

また、ノミネートした会社をさらに”女性向け”、”若手向け”でランキングしているため、女性・若手の方が参考にしやすいのが魅力です。

特徴

働きがいのある会社ランキングの特徴として、「閲覧者を想定した情報を掲載している」という点が挙げられます。

通常のランキングは順位を掲載して終わっていることも珍しくない中、会社の所在地や同ランキングにおける過去の実績、大まかな業種などが簡潔に掲載されており、転職先を探す際にも参考になるでしょう。

施策や事業内容の説明も見ることができるので、会社情報の一覧を探している方にもおすすめです。

どこによって運営されているのか

働きがいのある会社ランキングは”れっきとしたランキング”だと説明しましたが、具体的にどのような会社によって運営されているのか、気になる方も多いでしょう。

では、ランキングの運営機関について詳しく解説していきます。

運営機関・会社について

働きがいのある会社ランキングは、一般の企業や組織ではなく、「GPTW(Great Place To Work)」という専門機関によって運営されています。

大本の運営はGPTWですが、日本の場合は「株式会社働きがいのある会社研究所」が運営を務めているようです。

働きがいのある会社研究所は東京都に本社を構えており、2009年ごろに設立されました。

働きがいやエンゲージメントに関する調査を行っている他、セミナーの開催や広報活動をメインに事業を展開しています。

GPTWの歴史

GPTW発足のきっかけとなったのが、1984年にロバート・レベリングという人物が提唱した”働きがい”に関する概念です。

ロバート・レベリングはアメリカでGPTW Instituteを設立し、その後元祖となる会社ランキングを雑誌で掲載。

それをきっかけに現在の働きがいのある会社ランキングが誕生しました。

元々はアメリカで実施されていたものが、2005年になって日本に上陸し、2007年に初めて国内の会社ランキングが発表されて以降、10年以上ランキングが継続的に実施されています。

評価方法・評価のポイント

ランキングとなると、気になるのが「どのように評価しているのか?」ということです。

ここからは、そんな評価方法や評価のポイントなどについて解説します。

評価方法は?

ランキングの決定にあたって、まずは参加企業にアンケートが実施されます。

従業員向けのものと会社向けの2種のアンケート調査を行い、それらの結果をもとに各社に点数をつけ、順位を決定しているようです。

従業員のリアルな声もアンケートに反映されるため、会社の担当者がどれだけ好印象を与えたとしても、従業員からの評価が悪ければランクインできない仕組みになっています。

評価委員会の人員については発表されていませんが、GPTWの研修を修了し、適切な評価ができると判断された人物のみが評価に参加できます。

評価のポイントについて

ランキングの評価はアンケートの点数だけではなく、「評価のポイント」も大きな指標となります。

会社としてミッションが明確に定まっているか、福利厚生や施策は充実しているかなど、客観的に評価が下されます。

ただ評価ポイントが独り歩きすることはなく、あくまでもアンケートの内容をもとに決定されているため、アンケートの評価が良ければその分評価ポイントも増える仕組みです。

結局”働きがい”って何?

働きがいのある会社ランキングについて解説したきましたが、「結局働きがいって何?」と疑問を持っている方も少なくないでしょう。では、GPTWは働きがいについてどのように考えているのでしょうか。

GPTWの考える”働きがい”

GPTWの考えでは、働きがいは”働きやすさ”と”やりがい”が合わさった組織だと定義しています。

働きやすさは快適に働き続けられる就労条件、報酬が整っている状態のことで、「目に見えやすい要因」。

一方のやりがいは「仕事に対するモチベーション・やる気」、いわゆるワークエンゲージメントを指しており、「目に見えにくい要因」と言えます。

日本において働き方改革が推進されているのに対し、GPTWは「働きやすさの改善だけが重視され、やりがいの改善に主眼が置かれていない」としています。

要するに、働きがいは無理なく仕事ができる”働きやすさ”だけではなく、仕事をやりたい、貢献したいという”やりがい”があって初めて成り立つというのがGPTWの考えです。

働きがいは業績にも関係する重要な要素

GPTWが公表するデータによると、働きがいがある企業は株価が高くなるなど、全体的に業績が向上する傾向にあると言います。

現に働きがいのある会社ランキングに選出された企業の株価は、その他の企業の株価と比べて高く、業績が向上しているようです。

逆に、ランクインできなかった企業は売上が低迷し、10%ほどしか伸び率がないケースも多いとしています。

このことから、馬車馬のように作業させるのではなく、従業員全体が仕事に意欲的になる、つまり働きがいが生まれることこそ業績向上に重要な要素だと言えるでしょう。

ランキングを参考に企業を評価してみよう

働きがいのある会社ランキングは、10年以上の歴史を持つ由緒あるランキングの一つです。

会社だけでなく従業員の声も反映したランキングとなっているため、「働きがいのある企業」を探すのに役立ちます。

就職・転職先を探そうとしている方は、このランキングの中から会社を探してみるのもおすすめです。

波多楽くん
波多楽くん

「働きがい」は人それぞれに違うかもしれませんが、ランキングなどで評価される企業の特徴や評価ポイントを知ることは仕事選びの参考になるでしょう。

この記事を書いた人

オモシゴ☆編集部

オモシゴ☆編集部

4510.OMOROI:WORKS

リモートワークや在宅ワーク、正社員以外の働き方など、ニューノーマルな時代にどのような仕事や働き方が必要となるのか。用語解説や働き方に関するトレンド、企業や政府の動向のほか、すでに多様な働き方を実践されている方の紹介など、さまざまな視点から働き方に関する情報をお届けします。

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