大人になってもなぜ勉強?社会人の学び直しの進め方

2021年10月21日
社会人の学び直し:キービジュアル

勉強が大好きという方はどれ程いらっしゃるでしょうか?

子供の頃、大人は勉強や宿題をしなくていいから羨ましい!なんて思ったこともあると思います。

人生100年時代という言葉とともに、社会人の学び直しということをよく耳にするようになりました。

これからの働き方やキャリアについて考えるにあたり、社会人の学び直しは重要なテーマ。オモシゴの活動も、行動とともに自身での気づき学びをたいせつにしています。

世の中は常に変化しています。過去の学びや経験は価値あるものですが、放っておくと使い物にならなくなることがあります。

今回は社会人の学び直しの方法について解説します。

波多楽くん
波多楽くん

ここでは社会人の学び直しの支援制度やサービスについてご紹介します。

なぜいま学び直しが必要なのか?

これまでは、学校で勉強した後、就職して社会にでて働き、ある程度の年齢になったら会社を辞めて老後の生活を送るというスタイルでした。

しかし、平均寿命が伸び人生100年時代を迎えた今、IT技術の進歩や働き方改革などに伴い、働くスタイルや期間が変わってきています。

ひとつの会社に一生勤めるのではなく、転職や起業、子育てをしながら働く、定年後に新たな仕事に挑戦するなど、キャリアアップやキャリアチェンジが当たり前の時代になりました。

特に、デジタルトランスフォーメーションの推進など、デジタル時代ではITスキルのニーズが高まり、これまで必要とされていた常識的なスキルでは通用しないケースが増えてきています。そんな状況の中で「リスキリング」がいま注目されています。

リスキリングとは何か?リクルートワークス研究所が経済産業省の「デジタル時代の人材制作に関する検討会」で提示したリスキリングの定義はこちらです。

「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」

https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/002_02_02.pdf

リスキリングとは単純なスキルの習得ではなく、急速な変化に対応して現場で適切に力を発揮できるスキルを身につけること(身につけさせること)を指しています。

ライフスタイルやライフステージの変化とともに、社会の変化に伴い新たな知識やスキルの学び直しは、生き方や働き方の選択肢を増やし、人生をより豊かに過ごすために必要とされています。

学び直しに関連した行政の取り組み

学び直しに関連した取り組みは、行政でも活発に取り組まれています。

マナパス 社会人の大学等での学びを応援するサイト

文部科学省事業で開設・運営しているウェブサイト「マナパス」があります。

「学びのパスポート」を意味する「マナパス」は、文部科学省から平成30年度「社会人の学びの情報アクセス改善に向けた実践研究」事業のなかで「社会人の学びを応援するためのポータルサイト」として開設・運営されています。

「分野」「資格」「給付金や奨学金等の支援」「土日・夜間開講」など、4000以上の大学・専門学校等の条件別講座から、自分の希望に沿った条件で講座内容が検索できます。

マナパスの使い方
  • まずは気軽に講座を受けてみたい

→おすすめプログラム
「公開講座」「科目等履修制度」

  • ある程度まとまったプログラムを受講したい

→おすすめプログラム
「履修証明制度(プログラム)」「職業実践力育成プログラム(BP)」

  • 学位を取得したい

→おすすめプログラム
「正規課程プログラム」

  • 職業に活かせる技能や資格を取りたい

→おすすめプログラム
「正規課程プログラム」「職業実践専門課程」「資格取得が可能なプログラム」

  • 通学せず、自宅等で学びたい

→おすすめプログラム
「eラーニングやオンラインで学べる講座」「MOOC講座等」

出典:マナパスの使い方

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学び直しに関する支援制度

給付金や教育訓練などの支援制度があります。

教育訓練給付金

教育訓練給付制度とは、働く方々の主体的な能力開発やキャリア形成を支援し、雇用の安定と就職の促進を図ることを目的として、厚生労働大臣が指定する教育訓練を修了した際に、受講費用の一部が支給されるものです。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/jinzaikaihatsu/kyouiku.html

高等職業訓練促進給付金

母子家庭の母又は父子家庭の父が看護師や介護福祉士等の資格取得のため、1年以上養成機関で修業する場合に、修業期間中の生活の負担軽減のために、高等職業訓練促進給付金が支給されるとともに、入学時の負担軽減のため、高等職業訓練修了支援給付金が支給されます。~中略~(対象資格の例)看護師、介護福祉士、保育士、歯科衛生士、理学療法士、保健師、助産師、シスコシステムズ認定資格、LPI認定資格等

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062986.html

キャリア形成サポートセンター(キャリアコンサルティング)

キャリア形成サポートセンターでは、現在お仕事をされている方を対象にジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングを無料で実施しております。(雇用形態問わずご相談いただけます) キャリアに関するさまざまな問題・課題を、専門のキャリアコンサルタントが面談を通して一緒に考えます。

https://carisapo.mhlw.go.jp/icc/

この他にも支援制度や学び直しの情報が文部科学省のホームページでまとめられていますので、気になる方は確認してください。

文部科学省では、学び直しを希望する方々に制度を有効活用していただけるよう、学び直しに関する制度や情報を以下の通りまとめています。

社会人向けオンライン学習サービス

会社を辞め大学など学びに専念することは簡単なことではないでしょう。

通信教育・オンライン講座の受講や、セミナーに参加する、書籍で独学するなど学ぶ方法はさまざまです。

内閣府の資料によると、学び直しを行った人は、行っていない人と比較して、年収が10万円~16万円近く上昇するというデータも出ています。

今では、オンラインで受講できる講座やサービスもあるので、興味のある講座があれば一度受講してはいかがでしょうか。

Udemy

Udemy

AI・データサイエンスなど最先端のIT技術からプレゼンなどビジネススキルに関する講座が15.5万以上(※海外講座含む)あるため、自分が学びたい講座をみつけることができます。1講座あたり数千~数万円程度で実践的なスキルアップが可能。 視聴期限なく受講でき、30日返金保証もついているので安心して始めることができます。専用アプリを使えばスマホからオフライン環境でも視聴できます。

Schoo

Schoo

365日、無料のオンライン生放送授業を開催するSchoo。「未来に向けて今あなたが学んでおくべきこと」をテーマに、働き方・お金・健康・テクノロジー・ビジネス・ITスキルなど、最先端の19のカテゴリ7,000本以上の授業をいつでも受講可能です。授業は双方向のライブコミュニティのため、ユーザーのコメントで授業が変化。先生の問いかけに考え答えることで思考力が身につきます。

JMOOC

JMOOC(日本オープンオンライン教育推進協議会)では、日本最大のオンライン大学講座を無料で受講することができます。個人が意欲的に学ぶことを支援し、個人の知識やスキルを社会的な価値へ繋げていくことを目指し、「良質な講義」を「誰も」が「無料」で学べる学習機会を提供。累計430講座、120万人以上が学習しています。また、JMOOCの講座は、先ほどご紹介した「マナパス」からも検索できます。

結局は自分がどうありたいか

学び経験することで、教養や知識を高め自身を成長させることで、より豊かな人生を育むことができるでしょう。

働くという点では、社会環境の変化によって、これまでの経験や技術、スキルが役に立たなくなることがあります。そうなれば市場や社会が必要とする能力を高めることが必要です。

ただ、学ぶことが目的になってはいけません。

学んだ後にどうなりたいのか、学ぶことでどのような自分になっていきたいのか?

学びが次の一歩を踏み出すためのきっかけになれば良いと思います。その点でも、学びもキャリアのひとつ。

学び直し進めるうえで、自分自身のこと(内側)と社会の動き(外側)の両方を見つめ、行動していくことがたいせつです。

波多楽くん
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