複業のメリットデメリット|副業との違いや特徴を紹介!

2021年2月5日
複業のメリット・デメリット|副業との違いや特徴を紹介!

働き方改革が進められている中、新型コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の発出など、社会に大きな影響を与える状況が発生しました。

予想もしていなかったこれらの状況をうけて、新たな働き方として複業に注目する人が増えています。

そこで、複業とは一体どのような働き方なのか、この記事では複業の概要やメリット/デメリットについて解説します。

複業とは何か?副業との違い

複業は副業と混同されてしまうことがよくありますが、意味は同じではありません。

まず『複業』とは複数の仕事を持つ働き方のことを意味します。

『副業』は本業とされるメインの仕事があり、本業とは別に従事する補完的な仕事を持つ働き方を指す言葉です。

副業も複数の仕事を持つ働き方なので、広い意味での複業は副業と同じことを意味すると言えそうですが、狭い意味では「ほとんど等価な仕事を複数持っている」のが複業であり、本業が二つや三つあるというイメージで使われることが多いのが特徴です。

フリーランスとして働く人にとっては複業という考え方は身近に感じるかもしれません。

IT系のエンジニアが、システムエンジニアとしての案件を請け負いながら、IT系の記事編集の仕事も行い、さらにはITセミナーの講師も担当しているといったケースなどは、複業と言えるでしょう。

店舗を構えてカフェ経営をしながら趣味で始めたグッズのECサイト運営もするといった複業の仕方も代表的です。

また近年では会社で正社員として働いている人も複業するようになってきています。

会社員として営業職で働きながら、家に帰るとアフィリエイターとしてコンテンツの作成に励んむ人、会社員のエンジニアとして働きながら、自宅ではライターとして多分野の記事を執筆している人もいます。

このような働き方は副業とも捉えられますが、働いている本人の意思として営業の仕事とアフィリエイターの仕事の重要性が同じくらいであれば立派な複業です。

両方ともメインと考えるか、一つの仕事がメインで他はサブと考えるかによって複業か副業かが決まると考えると良いでしょう。

複業をするメリットデメリット

複業は働き方としてどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

メリット

複業をすると仕事に対する総合的なやりがいが増えるのがメリットです。

副業ではなく複業という認識で取り組みたい仕事だということは、どれもが自分のやりたい内容でしょう。

一つに限定してしまうとある意味では我慢を強いられていることになります。

複業をすると決めて、やりたい仕事にバランスよく時間やエネルギーを配分して取り組んでいくと、本当にやりたかったことができているという実感を得られます。

そして、それぞれの仕事からやりがいを感じられるので、仕事に対するモチベーションが上がるでしょう。

複業は一つの仕事をしているのに比べると収入が増えるのもメリットです。

副業の場合にも本業が一つしかない場合よりは収入が増えますが、複業として本格的にもう一つかそれ以上の数の仕事に取り組むと収入が飛躍的に増えます。

本業で残業していた時間を別の仕事に割り当てたという場合には差し引きで同じくらいになる可能性もあります。

しかし、長い目で見ると新たに始めた方の仕事の経験が増えていき、業務を的確にこなせるようになると収入が上がっていくでしょう。

長期的に見ると大きな収入増につながる可能性が高いのが複業の魅力と言えます。

さらに複業をすると将来的な働き方の自由度を高められるのもメリットです。

複業は本気で複数の仕事に取り組むのが特徴で、それぞれの仕事に対してプロとしての力を身につけられます

本業として取り組んできた仕事の将来性が危ぶまれたときに、もう一つの本業を手に入れておくとリスクヘッジにもなります。

余力のあるうちは複数の仕事を続けていき、体力的にきつくなってきたら、そのタイミングで自分にやりがいがある仕事に絞り込むこともできるでしょう。

複業をすると将来的に選べる仕事の選択肢も組み合わせ方も幅広くなるのです。

複業のメリットとデメリット

デメリット

複業は会社員や公務員の場合には制度的に難しい場合が多いことがデメリットです。

国家公務員法などの法律や各社の就業規則などで副業が禁止されていることはよくあります。

複業として本格的に取り組むのは副業禁止の職場ではもちろんできません。

また、複業はスケジュール管理の負担が大きくなります。

複数の仕事に全力で取り組もうとすると時間やエネルギーを配分する必要があります。

配分を誤ってしまうと失敗するリスクが高くなるだけでなく、心身の不調をきたしてしまう可能性もあるので注意しなければなりません。

複業(副業)で挑戦できる仕事の探し方

多様な働き方の推進にともない、ボランティアや複業として、会社を辞めずに別の仕事にチャレンジできるサービスも生まれています。

これらサービスを利用することで、自身が持つスキルや知見が役立つのか知ることができるでしょう。

また、普段の仕事とはまた別の環境で働くことで、常識と思っていたことが通用しない、コミュニケーションの取り方に工夫が必要になるなど、たくさんの気づきや学びを得ることができます。

最後にいくつか複業にチャレンジできるサービスを掲載しておきます。気になるサービスがあれば、エントリーしてみてはいかがでしょうか。

※会社員の方は、勤め先の会社が副業を認めているか事前に確認しておきましょう。

複業(副業)にチャレンジできるサービス例

副業を通じた新しい働き方のサポートをコンセプトに、ヤフーが提供する副業プラットフォーム。2021年5月スタートを予定しており、現在先行エントリーを受け付け中。※先行エントリー期間中に受付を終了することがあるとのこと。

ハイクラス人材に特化した副業・複業プラットフォーム。大手企業の人材にアプローチできることが強み。個人登録に制限はありませんが、経営や人事、マーケティングなどのコーポレート関連の職種が多く、ある程度のスキルと専門性が求められます。

プロジェクト単位で地域や共感できる事業にコミットできる兼業プラットフォーム。都会で暮らしながら地域と関わり、会社員として活躍しながら、別のNPOやベンチャー企業などに関わるなど、働き方の新たな選択肢を提案しています。

業務改善やイノベーションを目的とした地方企業と、本業にムリの出ない範囲の副業を始めたい都市部の正社員との、転職でもなく移住でもない企業との新しい関わり方、「副業正社員」という新しいカタチ。を提案しています。

地方企業に特化した副業人材サービス。個人と企業担当者との「心の壁」を取り除き、関係性を作っていくためのお互いの人柄や価値観を共有する「心理的安全性プログラム」を実施するなど、安心して仕事を始めるためのサポートがあります。

複業も働き方のひとつ

複業は二つ以上の仕事を持ち、いずれも同じように全力を尽くす働き方と言えます。

やりたい仕事がたくさんある人にとっては魅力的な働き方であり、自分のキャリアを広げることが出来る魅力があります。

複業を認める企業も増えてきています。会社員の方が複業に取り組む場合は、自身の会社が複業を認めているか確認することを忘れないでおきましょう。

複数の仕事を同時に進めることは簡単なことではありませんが、自分に合っている働き方を見つけたいという人は、複業をすることも選択肢のひとつとして、やりがいのある仕事を探してみてはいかがでしょうか。