セルフブランディングのポイント!“痛い”と言われないために気をつけること

セルフブランディングのポイント!“痛い”と言われないために気をつけること
2021年5月29日

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セルフブランディングは、フリーランスにとって非常に重要なことであり、避けては通れない取り組みではないでしょうか。

そこで今回は、セルフブランディングのやり方、進め方についてを解説します。

SNSなどで“痛い”と言われないための注意点も紹介するので、合わせて参考にして下さい。

セルフブランディングとはどのようなこと?

セルフブランディングとは、簡単に言えば自己のブランド化。自分自身の価値を高めるための行動とも言えるでしょう。

セルフブランディングでは、自分の経験やスキル、専門分野など他の人と差別化できるような要素を誰にでも分かるように示す必要があります。

そうすることで、自身の価値を認めてもらえるようになるのです。世の中には物やサービスが溢れています。

このような世の中では、特にフリーランスの方にとって、自身を選択してもらうために役立つセルフブランディングはメリットが大きいでしょう。

また、セルフブランディングを行うことで顧客からの信頼度が高くなります。

さらにそこから口コミで話題になる、仕事が増えるといったことに繋がるというメリットもあります。

フリーランスにとってのマーケティング手法のひとつと言え、仕事をするうえで上手く活用していきたい重要な事柄です。

セルフブランディングのやり方

ここからは、セルフブランディングのやり方を解説していきます。

自分の強みを把握する

まずは自分の強みを理解することが大切です。

しかし、自分の強みはなかなか理解できていない人も多いです。

自分の強みを把握する際は、好きなことや得意なこと、今までの成果、克服できたことなどをピックアップすると良いでしょう。

周りの人に自分の強みについて聞いてみるのも効果的です。

この時、家族や仲の良い友人だけでなく、上司など年上の方や年下の方など、なるべく幅広い年代や立場の人に聞くのがポイントとなります。

ターゲット層を絞り込む

幅広い層にアピールするよりも、ターゲットを明確にすることがセルフブランディングでは重要です。

自分の強みはどのような人に役立ち求められているのか考えた上で絞り込むようにしましょう。

また、そのターゲット層のマーケット調査も必要です。

見込み顧客がどのくらいいるのか、ライバルはどれくらいいるのか、利益は得られるのかなどを確認しましょう。

仕事として成り立たないようならば、ターゲット層の変更や拡大などを検討することになります。

場合によっては、自分の打ち出す強みを見直す必要もあるでしょう。

訴求メッセージを作る

自分の強みを基に、名刺の肩書きやブログ、SNSの投稿などで訴求できるメッセージを考えてみましょう。

実績や特技、将来のビジョンなどを組み合わせて作ることになります。

さまざまなパターンが考えられますが、印象に残りやすいようなものにすることが重要です。

ストーリーを作る

メッセージだけでなく、もう少し詳しく自己紹介的なストーリーも考えましょう。

ストーリーがあればブログやSNSだけでなく、プレゼンテーションなどでも活用でき、顧客の心を掴みやすくなります。

ストーリーには、あなたがどんな人であり、今まで何をしてきてどのような成果を上げたのか、これからどうしたいのかなどを盛り込むと良いでしょう。

ロゴやアイコンを作成する

ロゴと言うと企業やブランドのためにあるものだと考える人もいるかもしれませんが、フリーランスのような個人でもロゴを作ることは重要です。

文章は読まない人でも、ロゴならば目に入ります。視覚からの情報は印象に残りやすく、適切なロゴを作成すればセルフブランディングに大いに役立つでしょう。

ホームページへの掲載やSNSのアイコンへの使用、名刺への使用など用途はいろいろあります。

作成する際は、自分の強みやコンセプトなどが分かるものにすることがポイントです。

また、ターゲット層を考慮することも必要でしょう。

ターゲット層によって好まれるデザインに違いがあり、年代や性別などを考慮したデザインにすると効果的でしょう。

ロゴは専門のデザイン会社などに発注するだけでなく、自分で作成することもできます。

オンラインで無料で利用できるロゴ作成メーカーもあり、テンプレートなどを活用すれば技術がなくても簡単に作成可能です。

情報発信方法を決める

情報を発信する方法は、ブログやSNS、ホームページなどさまざまです。

ブログは自由度が高く、セルフブランディングを始める媒体としては適していますが、拡散しづらく、見つけてもらうことが難しいというデメリットがあります。

SNSは文字数など制限があるものが多く、セルフブランディングのメインとして取り組みや考え方などをしっかりと伝えるには不向きかもしれません。

拡散力はあるので、ブログと併用することで役立ちます。SNSを入り口にして、ブログ記事へと誘導するのが良いでしょう。

情報発信方法を決める際もターゲット層を考慮する必要があります。

SNSの利用率の低いターゲット層に、SNSを使ったセルフブランディングを行ってもあまり意味がありません。

他にもSNSの利用が多い層であっても、利用率の高いSNSの種類に違いがあることも考えられます。

例えば、写真投稿がメインのSNSの利用が多い層と、文章メインのSNSの利用が多い層などがあるでしょう。

どのような場合でも、セルフブランディングの効果が一番出るような情報発信方法にすることが大切です。

“痛い”と言われないために

セルフブランディングは、うまく行わなければ“痛い”うざい”などと言われてしまう恐れがあります。

そうならないために最も大切なのは、自分を過剰に良く見せようとしないことです。

セルフブランディングはあくまでも自分の持っている技術や強みを相手に分かるように示すことで、自分の価値を高めていくことです。

無理をして自分の持っている技術や強み以上のものを演出しても、無理が生じてかえって信用を失うことになります。

無理をしていることは相手に伝わるもので、それが“痛い”という印象を与える原因にもなります。

例え実績がないとしても、訴求メッセージやストーリー、ロゴ、情報発信の方法などを工夫することでセルフブランディングはきっと上手くいきます。

自分を過剰に良く見せることは、自分の本来の価値や信頼度を下げることにも成りかねません。

やはり自分の実力以上のものを示すことは控えたほうが良いでしょう。

まとめ

セルフブランディングをうまく行うことができれば、仕事に良い結果として表れてくるでしょう。

だからと言って、焦って無理に自分をよく見せようとせず、痛い・うざいと言われないように注意しながら、相手のことを想い一歩ずつセルフブランディングを築いていきましょう。